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奇々怪々なシャルレ社長交代劇 見え隠れする創業家の影

大阪証券取引所2部に上場する下着販売会社、シャルレの突然の社長交代劇がさまざまな憶測を呼んでいる。前社長の辞任理由が「一身上の都合」としか公表されなかったためだ。シャルレといえば、バレーボール五輪銅メダリストの三屋裕子氏を社長に抜擢(ばってき)しながら、わずか3年で解任したことで話題を呼んだことも。トップ人事をめぐる一連の“ドタバタ騒動”には、株式の過半数を握る創業家の影が見え隠れする。
 「上場企業の社長が『一身上の都合』で辞めるなんて聞いたことがない」
 ある証券系アナリストはあきれ顔でこう語った。
 4月12日、シャルレのホームページに掲載された「代表取締役の異動に関するお知らせ」はA4判で2枚のみ。
 「岡本雅文前社長(47)が病気だったとは聞いていませんが、お知らせ以上のことは私たちも分かりません」と同社担当者も困惑気味。そこで、常務から昇格した橋本欣也新社長(56)への取材を申し入れたが、「急な人事異動でしたので、本人も『しばらくは遠慮したい』と申しております」との返答。新社長自身、突如引き立てられ、戸惑っている実態をうかがわせた。
 近年、シャルレのトップ人事には不可解さがつきまとってきた。
 平成16年、三屋氏が突然、社長に抜擢された。創業家は「ホームパーティー形式の試着会」という同社の訪問販売モデルをしがらみにとらわれず、見直してくれると期待。これに対し、三屋氏は「むしろ独特のネットワークを生かした試着会を強化しよう」と考えたため、両者は対立し、三屋氏は創業家から解任された。
 しかし、三屋氏を解任した創業家出身の社長も、MBO(経営陣による自社買収)をめぐり、「買い付け価格を不当に低く誘導した疑いがある」として、20年12月に解任。これを受け、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクを経て、13年にシャルレに入社していた岡本氏が社長に就任した。
 その彼がなぜ、任期を全うせず、「一身上の都合」で辞めなければならなかったのか。実は、今回の辞任劇には伏線があった。
 LED(発光ダイオード)照明の開発・販売子会社、シャルレライテック社長(シャルレ取締役)が、岡本氏と同じ「一身上の都合」で今月9日に辞任していたのだ。
 シャルレライテックは22年にシャルレが他社と合弁で始めた企業だが、本業のもうけを示す営業損益は2億円を上回る赤字が続き、シャルレ本体の収益を悪化させていた。東京商工リサーチによると、シャルレライテックは約6千万円の債務超過状態で、シャルレから資金を調達していたようだ。
 経営不振の合弁相手が手を引き、今年3月末にシャルレの完全子会社となったが、「赤字会社を押しつけられた」との不満が創業家にくすぶり、岡本氏と子会社社長の辞任へつながったとの見方も一部にはある。
 仮に、議決権の過半数を握る創業家から株主総会で取締役の解任動議を出されれば、経営陣は苦境に陥る。今のところ、三屋氏の社長解任劇やMBO騒動で世間の批判を浴びた創業家は、表面的には鳴りを潜めたままだ。ただ、3月末に5人いた取締役のうち生え抜きといえるのは橋本新社長のみだった。今回、外部出身の2人が一度に辞任したことで、創業家の影響力が増すのは間違いない。
 「創業家は無関係かもしれない。だが、社長の辞任理由が『一身上の都合』なんて含みのある言い回しだと、あらぬ憶測が飛び交うことになる」。あるアナリストはこう苦言を呈す。
 果たして、創業家による“逆襲劇”の幕は上がったのだろうか。
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大阪証券取引所2部に上場する下着販売会社、シャルレの突然の社長交代劇がさまざまな憶測を呼んでいる。都合」としか公表されなかったためだ。シャルレといえば、バレーボール五輪 >>リンク

2012.04.22

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